北の道の宿泊事情
北の道をプランニングした印象を書きますね。
夏のバカンスシーズンということもあり、ホテルやペンションも軒並みハイシーズンの料金設定です。北スペインの保養地を歩いていくからしょうがないとはいえ。私は基本的にはアルベルゲのドミトリーに寝ることを極力しないという姿勢なのですが、アルベルゲも一つの街にいくつもあるわけではないし、私営のアルベルゲの数はプリミティボより少ない気がします。そして私営のアルベルゲだと個室が50ユーロとかします。
(サンティアゴに近づくほどこの状況も変わってくるとは思います。実際、ビルバオにはかなりの選択肢がありました。)
だから、一泊5ユーロの公営アルベルゲか、一泊100ユーロ近いホテルか、みたいな選択が主になります。その間がなかなかありません。プリミティボのときは、12日間の平均で宿泊費が35ユーロくらいでしたが、今回はもっと高くなりそうです。
じゃあ、夏を避けて歩けばいいとも思い、この次のカミーノのことも兼ねて調べたのですが、アルベルゲが5月から9月までしか開いていないところが多いようです。次は10月に歩こうかと思っていたのに。
やはりフランス人の道みたいな巡礼者の数が多いカミーノは設備面で恵まれていますね。私は静かに歩きたいので、プリミティボとか北の道くらいがちょうどいいし、節約旅行のつもりでカミーノを歩いてるわけでもないのである程度の宿泊費は厭わないのですが、道によって状況はいろいろだなあと思いました。
北の道は有名な保養地や観光地を擁しているので、巡礼者はないがしろにされがち、という話も聞きます。実際どうなのか、自分の目で確かめてきます!