カミーノ サンサルバドルの問題点
気象条件、道の難易度とは別にカミーノ サンサルバドルにはいくつか問題点があります。
私は極力アルベルゲには泊まらないポリシーがあるのですが、サンサルバドルではほとんどがアルベルゲ泊になりそうです。とにかく道すがらアルベルゲ以外の宿泊施設がほぼなく、あっても2泊以上からとか冬は休業のところもあります。
私が今までのカミーノ で寝袋を持っていかなくても住んだのは、公営のアルベルゲに泊まらなかったからなのですが、サンサルバドルには私営のアルベルゲはありません。一応毛布を用意してくれるアルベルゲもあるようですが、季節は晩秋。寝袋を持っていかないのは自殺行為に等しい気がします。本当は荷物が重くなるの嫌なんですが。
じゃあ私が前回お世話になったコレオスの荷物運搬サービスを使えばいいと思ったら、サンサルバドルはサービスエリアに入っていないのです。。。もともと巡礼者が少ない道な上に、11月と言うオフシーズンだからしょうがないですよね。とある、アルベルゲに問い合わせたら11月に宿泊する巡礼者は一ヶ月で15人もいないとか。
ちなみにコレオスのサービスは10月15日から4月くらいまでシーズンオフで休業してしまいます。フランス人の道のごく一区間だけは冬でもやるそうですが、それも料金が高めに設定されています。ちなみに、レオンとポンフェラーダの間はシーズンオフの間はエリア外でした。
要するに、寝袋も入ってるバックパックを自分で背負って辛い道を歩いて夜は簡素なアルベルゲで寝ろってことですね。やりますやります。
そもそも私がアルベルゲに泊まりたくない(特に公営)理由は、ベッド確保のために朝暗いうちから競争みたいに歩くのが嫌いなのです。だったら私営のアルベルゲとかペンションとかホテルを事前に予約しておいて自分のペースで楽しく歩きたいのです。
まあ、でも、サンサルバドル。しかも11月。村に一つしかないアルベルゲに泊まるのが自分だけ、と言うことも十分あり得るので、焦らず歩くことができそうです。
バックパックも荷物は二つに分けて余計なものは全てオビエドの友達の家に預けておけるのでかなり最小限の荷物で挑もうと思います。