サンティアゴ巡礼の道をゆく

2018年5月カミーノ プリミティボ、2018年夏に北の道(イルンからビルバオ)2018年11月サンサルバドル。2019年3月北の道(ビルバオーサンタンデール)。次は何処を歩くか検討中。欧州在住。

プリミティボのパッキングリストの見直し

fleuve-rouge.hatenablog.com

この記事を書いてからやっぱり持って行くことにしたりやめたものもあります。

 

□持って行ったけど必要なかったもの

 

1. 寝袋とブランケット

やっぱり寝袋必要ありませんでした。それどころかブランケットも使いませんでした。ドミトリーでも私営のアルベルゲではシーツも毛布も枕も用意されていました。部屋は暖房が効くし、大人数で寝れば室内暑くなるもの。

 

2. 速乾性タオル

タオルがなかったアルベルゲは一回だけ。だったら手ぬぐいでよかったかも。

 

3.雨具

まあこれは結果論ですが。天気には割と恵まれたのでゲイターとポンチョは使いませんでした。でも雨の多い北スペインを歩くなら使うか使わないか不確かでも持って行くべき。

 

4. Kindle

せめて往復の飛行機で使うかと思ったらそれもありませんでした。普段は結構使っているのに。

 

□持っていかなくてよかったもの

 

1.マルチナイフ

最後まで迷ったのですが、夫曰く「テント泊でもなければいらない」。そして本当にその通りでした。

 

2. ガイドブック

地図はスマホに入れたカミーノ アプリで済みました。いろんな人がガイドブックを持っているので、ちょこちょこ見せてもらったり読んでもらったりしました。

 

3. 洗濯洗剤やロープ

手洗いだと脱水が甘くて乾くのに時間がかかるので、服は基本的に洗濯機で洗うと決めていました。アルベルゲの洗濯機は優良ですが洗剤も含まれているので特に持参する必要は感じませんでした。手洗いの下着などはラッシュのシャンプーバーで。干す場所は個室の時はハンガーなども使えたし、宿によっては個々に干す場所が割り当てられているところもありました。

 

□迷ったけど持って行ってよかったもの

 

1.トレッキングポール

プリミティボの強烈なアップダウンではやはりポールを持って行ってよかったと思いました。しかもちゃんと2本!最後まで腰も膝も痛くならずに歩けたのはポールのおかげ。

 

2. 手袋

スポーツ用の薄いもので、保温性は高くありませんが、朝肌寒い時はあるとないとでは全然違いました。手の平を怪我してからは保護のため歩く時はずっとつけていました。

 

□あればよかったもの

 

1, ワセリン

マメ対策にワセリンを足に塗布するといいのですが、私はマメができるまでそれをしませんでした。最初からワセリンや専用の製品を持って入ればよかった。

 

2. ハイドレーションシステム

ナルゲンボトル(1リットル)に別に買ったホースをつけてハイドレーションシステムにしていましたが、水筒をバックパックのサイドポケットに入れることになり、左右で重さのバランスが崩れて片方の骨盤が痛くなりました。バックパックの中に吊すタイプのハイドレーションシステムにしようか迷い中。お手入れが面倒らしいのですが。

ちなみにその1リットルとは別にプラティパスのカラビナのついた丸められるボトル(0.75リットル)も持って行きました。毎日使ったわけではありませんが、プリミティボは20km先までカフェもスーパーもない、と言うことが結構あるのでそう言うときに大活躍しました。

 

-----

 

これらはあくまで、5月にプリミティボを極力私営のアルベルゲかペンションに泊まった私の見解です。公営のアルベルゲにしか泊まらないと言う縛りだとまた全然違ってくると思います。

 

でもまあ極論ですが、メーカーとかにこだわらなければ必要なものは現地でも買えるんです。必要だと思ったその日に手に入るかはわかりませんが。あればいいなと思うけど、なければないでなんとかなるものもいっぱいあるし。パッキングリストにこれが正解!と言う絶対的なものはないので、あまりガチガチに考えずにいればいいと思います。そしていらないと思ったものはサンティアゴの郵便局留めで送ってしまいましょう。