カミーノのアイテム ③寝袋代用品
重さと嵩に唖然として寝袋非携帯願望が芽生えた私。
一度練った行動予定表をもう一度やり直して、ペンション、私営アベルゲの個室などに泊まれるようにプランを組むと、アベルゲに1泊するだけであとは全てバスルーム付き個室が確保できることがわかりました。
そんなわけで本当にもうこれでいいのではないかとあっさり方向転換をしてしまいました。日中歩き続けるためにはどのくらい睡眠中に疲労を取りきれるかが大事。でも、私はバックパッカーの経験もないので大部屋でたくさんの人と寝泊まりして快適に過ごせるか自信がない…。
などと考えた結果、やはり積極的にペンション、ホテル、個室を採用することになったのです。
これで約800グラムの寝袋を持っていかなくて済みます。もちろん念のためインナーシーツは持っていきますが、1泊するアベルゲではそれだけでは寒い場合に備えてこちらを準備しました。
ユニクロのウルトラライトダウンをブランケットにしたくらいの厚さです。仮にアベルゲに毛布がなくても着込んでこれをかければ一晩くらいなんとかなるかな。寒い時期は無理だとおもいますが。そしてとにかくとても軽いです。嵩も重さも持っている寝袋の4分の1。機内やスポーツ観戦、ピクニックなどでも気軽に使える大変便利なもので、肩にかけたり、腰に巻けるようにスナップボタンがついています。
カミーノの私営のアベルゲの個室は20から40ユーロくらい。ペンションは30から60ユーロくらい。ペンションはキッチンが使えずレストランの食事をいただくことにすると一日あたりの出費はさらに増えてしまいます。
まあでも、楽しく最後までカミーノを歩き切るのが私の目標であって、その条件に快適さが入るなら必要経費じゃないかなと思います。