サンティアゴ巡礼の道をゆく

2018年5月カミーノ プリミティボ、2018年夏に北の道(イルンからビルバオ)2018年11月サンサルバドル。2019年3月北の道(ビルバオーサンタンデール)。次は何処を歩くか検討中。欧州在住。

どちらにしようかな②雨対策

カミーノ についてのトピックが豊富な海外のフォーラムを見ていると、熱い議論が語られているものの一つに雨対策のアイテムがあります。

 

ポンチョを持っていくかレインジャケットとレインパンツを持っていくか。

 

ポンチョってこんなのですね。 

 ポンチョの利点は

1. リュックの上から着用できる

2. 着用が容易

3. 風通しがいいので蒸れない

4. ポンチョの裾から滴る雫でパンツ、靴などが濡れる

などでしょうか。一方で欠点もあります。

ご覧の通り裾がゆったりしているので、下からの風に煽られてめくれやすくなります。登山では足元の視角が悪くなるのでポンチョを着ることがないのはこのためです。

 

レインウェアはどうかというと、欠点がいくつかあると私は思っています。

1. レインジャケットとリュックサックのレインカバーを併用しても背中の隙間から雨が入る可能性がある。

2. 急に雨が降ってきたときに何も汚さずに着用するのが結構難しい。特に、レインパンツ。

3.かさばる

でも、出発前から雨が降っているとか、一日中完全防備で歩きたい、とかいう場合はレインウェアは鉄壁ではないかと思います。レインジャケットはゴアテックスなどの高性能な防水透湿機能のものであれば快適に着ることができます。私はジャケットはコロンビアのもの、パンツをアークテリクスのものを持っています。

 

結局、どちらも長所も欠点もあるんだったらどちらを持っていくべきか。いろいろ考えたのですが、私はどちらも持っていくことにしました。

例えば、雨は降っているけど気温は結構あるときなどはレインジャケットでは暑いのでポンチョを(必要に応じてパンツも)、レインジャケットはアウターレイヤーとしても使えるので持って行って損はありませんし。

 

ちなみに私はゲイターも持っていくつもりです。正直言ってレインパンツやゲイターはオプションで、雨の少ない夏などには必需品ではないと思いますが、雨の多い季節にカミーノ を歩くので充分すぎるほどの雨対策をしたいのです。私の性格か、人間の心理か、「まあそこまでの雨は降らないはず」と思いがちでよく痛い目にあってきたので。

 

出発直前まで天気予報をチェックして、もしも晴れが続くような予報なら雨対策を変更するつもりですが、ここのところの天気予報をみているとなかなかの雨続きのようです。もう少し天気が回復するように願っているのですが。。。どうなるでしょう。